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徳之島・鹿児島遠征 10月31日 

10月31日
出発日。
台風は前日の早い段階で去っており、晴れ男である私の実力を見せ付ける結果となった。うん。
前日にドラゴンズが日本シリーズ初戦に敗北した影響ですっかりテンションが下がっていたが、なんとか7時に起床。
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2010.10.31~11.4 徳之島・鹿児島遠征 プロローグ 

学祭の期間を利用してどこかへ行かないのは愚かである。
というわけで、今回は昆虫関係の方々の助言もあり、鹿児島県の離島徳之島へ行くことにした。
徳之島といえば、普天間基地移設問題で注目されたなかなかナウい島である。
奄美大島のすぐ南に位置する島で、一応南西諸島という位置づけである。
詳しい場所はここのサイト→http://imagic.qee.jp/sima4/kagosima/kagosima.htmlが分かり易い。
事前情報によると水生昆虫相としては奄美大島と大体同じで、「アマミ~」という和名の昆虫が多いようだ。
それなりに変わったやつがいるに違いない。だって「南西諸島」だし。
ぐわあぁぁ!くそ!楽しみだなコラァ!
などと浮かれていたら
出発の5日ほど前、徳之島のお隣の島、奄美大島は豪雨にみまわれていた。3人もの死者を出したという。
テレビ越しでも地獄絵図と分かるような状況である。まじですか?
さらに、天気予報によると出発の1日前には奄美諸島に台風が接近するらしい・・・・。おい・・・。

つづく

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2010/7/27 調査 

3時半まで大学のテストを受け、それからナイター調査をした。

日が暮れるまで時間があるため、定期的に通っている調査ポイントへ。
木の幹をホウキで掃いて虫を捕る、幹掃き採集を初めて試したら、マツの幹に着いたコケから見たことの無いタマゾウムシが一匹落ちた。
狙いのマルハナノミは出なかったが、スギのビーティングでチビマルハナノミ属を2種ほど採集。アカチャチビと、もう一種は何だろう・・・
ヒロバカゲロウを2種採集したところで時計を見ると6時半。

そろそろナイター場所へ移動するか、と思い車を置いた場所へ行くと、自分の車の近くに見覚えのある車がある・・・
なんと、いつもお世話になっている、ゾウムシ屋、カミキリ屋のお二人だった。
話を聴くとここでナイターをされるということだった。
邪魔するのもアレなので早々に移動する。

途中のコンビニで弁当を買い、風邪気味だったのでリポDも買って飲む。
ちょうど薄暗くなってきた頃に到着。
少し離れたところに積乱雲があり、雷鳴が聞こえていて非常に不安だったが、雨は降らずに済んだ。

7/27-1
しかし気温は低い。24℃かよ・・・

手早くセットし、点灯。

セットした状態。
7/27-2

虫が来るまでには時間があるので、車の中で弁当を食べて次の日のテスト範囲を流し見する。
30分ほど経過して外に出るととても寒い!気温を見ると22℃だった。こんなんで虫来るのか?
7/27-3

さらに、月は満月、強風、晴れ続き。雨以外のマイナス要素が全て揃っている。

7/27-9
恐ろしいほどに明るい月・・・

こんな悪条件でもいつものガやコガネムシはちらほら飛来し始めたが、まだ来なさそうなので車で仮眠。
1時間くらい経って覗いてみる

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ああ・・・

7/27-7
少ない・・・

7/27-6
トビイロカミキリ

7/27-4
なんかよくわからないガとか

7/27-10
ツツゾウムシ

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エダヒゲナガハナノミが来たのは少し嬉しい


他に目立つものは来ず、早めの10時半に撤収。
帰りに外灯回りをするがやはりほとんど虫がいなかった。
途中あたりつき自販機でジュースを買ったら当たった。生涯2回目。
でもそのジュース以外品切れで結局2本同じジュース・・・あまり嬉しくない・・・
7/27-11

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過去の採集記 

最近は昆虫目的の採集が多いですが、一応採集には行ってます
mixiで書いたものですが、久々に魚が登場したのでこちらにもコピペ(自重バージョン)です


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車で行ってまいりました

現地に到着したとき、車の便利さに全俺が涙した。
今までの俺では到底辿り付けなかっただろう

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湿地ぽいとこです。
周りには池、川、水田などいろんな環境があります。

アレがいると聞いてのこのこやってきましたが、実は今季節はずれなんです。でも良いんです。下見ですから。

20090709-1
ハッチョウさんがいらっしゃった
相変わらずちっせえ

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コオニさん(見難い)


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予想外のカワモズク

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別の川で捕ったカワバさん。本日もっとも予想外
変な小魚が大群でいるなと思ったらこいつでした
10個体ほどお持ち帰り~

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家で撮ったカワバタモロコ達

20090709-4
上から~

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一番立派なやつ


1年くらい前に立ち上げた、カワニナとカワゴケとミズムシしか入っていない水槽で飼うことにしました。以前の俺はドジョウすら、フナすら死なせてしまうような猛者でしたが、今年は頑張ります。



車での採集はかなり快適ですね。やめられない止まらない。

テーマ: 昆虫の写真

ジャンル: 写真

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調査風景 

こちらもたまには更新しなければということで
mixiからのコピペです。そしてかなりの長文です。

昨日は某市の生物調査へ行ってきたので、ちょっとその様子でも
写真めちゃ多い&長くなるかもw携帯で見てる人注意
あと後半は虫画像とかも出るので苦手な人注意w

自分の担当は昆虫のトンボ、カゲロウです。
一応委託されてやってますので、できる限り徹底的にやるようにしてますw

まず、調査の大まかな手順としては

行く場所を決める

採集

持ち帰って固定標本にする

ソーティング(大まかな分別みたいな事)

同定(種名を確定させる)

採集日時、場所と共にリスト化

ってな感じ
忙しい時はソーティングの段階までやって、残りは後日に回したりします
標本にするなんてかわいそうじゃないか!この鬼畜!って言う人がいるかも知れませんが、標本作製は調査において最も重要と言っても過言ではありません。
その意義と重要性については後々話すことにしますw


とりあえず、行く場所を決めるのですが、自分はいわばトンボとカゲロウだけ捕っていればいいので、それらがいそうな池や川に行く流れになります。
ただこの時期、池だと何も捕れないことが多い(深場で越冬してたり池が凍ってたりする)ので、川に行くことにしました。

ってことで到着w

0902023


どうみても圏外です。本当にあr(ry

現地に着いたので、まずは川を見てみます。
この川は護岸もあまりされておらず、色々な環境があるようです。
それとなく多様性が期待できそうな感じw

0902011


瀬(左上)、流れがゆるやかな浅場(右上)
淀み(左下)、流れ落ち部分(右下)

川を一通り眺めたら早速採集に取り掛かります

0902015


my採集グッズwwww

大きい網はヤゴ、魚用。熱帯魚網はカゲロウなど小さい生き物用
バケツの中には小さいポリ容器が2つ入ってて、捕食者と被食者に分けることで共食いを防ぎつつ持ち帰ることができます。
バケツは捕ったものを一時的に入れるか、ほしい魚を持ち帰るくらいでしか使わないので、ほとんどの場合空です。

この日はあまりにも晴天すぎて、青空が反射して青っぽく暗い写真になってしまってますねw
見にくくてすみませんw

川に入ったらトンボのヤゴやカゲロウがいそうなところを物色します。
↓円で囲んだ部分になんかいそうですねw
0902014


写真のように下流部分に網をセットし足で蹴り、流れる泥ごと網で受けます

こんな感じで捕れます↓(円で囲んであるのが虫)
0902016


後で見やすい写真も用意したので興味のある人ご安心をw
ちゃんと魚も捕れました↓
0902017


タカハヤ(Phoxinus oxycephalus jouyi)です
ぬるぬるしてて可愛いなぁw
とりあえず家の水槽も新しく立ち上げたので持ち帰ることにしましたw

水が垂直落下している堰堤部分

ここもちゃんと調べます。コケの中とかね。
こういう環境を好む変わったやつが捕れるときがありますのでw
0902012


こんな感じで滴りに生えるコケを取り、川の水ですすいでみます。
今回はイシビルの一種とグマガトビケラ属の一種が捕れただけでした。
さすがに写真は撮ってないけどw

こんな感じで大体20分くらいかけて、しこたま採集。。。

↓ということで、この場所で捕れたもの↓
<魚類>
タカハヤ(Phoxinus oxycephalus jouyi)
カワヨシノボリ(Rhinogobius flumineus)
<甲殻類>
サワガニ(Geothelphusa dehaani)
ミズムシ(Asellus hilgendorfi)
<貝類>
カワニナ(Semisulcospina libertina)
<昆虫類>
トビイロカゲロウ属の一種(Paraleptophlebia sp.)
モンカゲロウ(Ephemera strigata)
フタスジモンカゲロウ(Ephemera japonica)
オオクママダラカゲロウ(Cincticostella elongatula)
オオマダラカゲロウ(Drunella basalis)
ホソバマダラカゲロウ(Ephemerella atagosana)
コカゲロウ属の一種(Baetis sp.)
ナミヒラタカゲロウ(Epeorus ikanonis)
アサヒナカワトンボ(Mnais pruinosa pruinosa)
コシボソヤンマ(Boyeria maclachlani)
ダビドサナエ(Davidius nanus)
ヒメクロサナエ(Lanthus fujiacus)
オジロサナエ(Stylogomphus suzukii)
オニヤンマ(Anotogaster sieboldii)
ヤマトヒメカワゲラ(Stavsolus japonicus)
クサカワゲラ属の一種(Isoperla sp.)
カワゲラ(Perla tibialis)
フサオナシカワゲラ属の一種(Amphinemura sp.)
ガガンボ属の一種(Tipula sp.)
ヤマトビケラ属の一種(Glossosoma sp.)
シロフツヤトビケラ属の一種(Parapsyche sp.)
カクツツトビケラ属の一種(Lepidostoma sp.)
ヤマガタトビイロトビケラ(Nothopsyche yamagataensis)
グマガトビケラ属の一種(Gumaga sp.)
<その他>
イシビル科の一種
オランダガラシ

の全30種かな
平均以上の種数ではあるものの、環境から見たらもう少しいてほしかったかなw
ゲンジボタルとシリナガマダラカゲロウとコヤマトンボは絶対いると思ったのにいなかった

2か所目~

の前にwwww

田舎にはコンビニがとてつもなく少ないので、見つけ次第補給に向かうのが賢明
と、いうことで、途中で立ち寄ったコンビニにてあたりめを購入w
いか


いつもと趣向を変えてやわらかあたりめにしたけど、煮付けみたいな味であまり俺好みじゃ無かったw
やっぱあたりめは普通のに限るw

ところで、山での採集ではあたりめは必需品と言えますw(マジな話
大体のコンビニでは150円前後で売っていると思いますが
その価格である程度お腹いっぱいになりますのでw
1つ買っておけば遭難しても一晩くらいは普通に越せると思います
平地ならJAFとかも呼べるのでいいですが、山だと携帯も圏外になるので自力脱出しか道はないので

ということで2ヶ所目到着~


カゲロウ


こんな感じのところw
一見よさそうな環境ですが、水中で不自然にうっすら泥が溜まっていました。
こういう場合は大体上流に大きめの堰堤があるか、採石場があるか、すぐ下流に大きな堰があって、水を止めた時にここに丁度水が溜まるか
のどれかです。
下流には何もなかったし、採石場だとこの程度では済まないので多分上流に堰があるのでしょうな。
堰とかは生物相にそんなには影響を与えないようですので、結果に変わりはないでしょう。

そして!ようやく!採集です。

網入れて一発目でマルガムシ捕獲

マルガム



二発目で生きた化石、ムカシトンボ採集

むかしとんぼ



気温2℃だったけどテンション上がってました(高速振動)

ちらと石を見るとクロツツトビケラがしがみ付いていました。
俺でも流されそうな急流なのに、よく耐えるなぁ


さて、こんな感じで採集は終了です(本当はあと3ヶ所行きました)

あとは家での地味な卓上作業のみが待っています。

俺の場合、とりあえず採集したやつは全部生きた状態で撮影しておきます。
同定した後に初採集と分かった時、そいつの生きてる写真をHPにアップするためです。
作業風景↓ええそうですよちゃぶ台ですよww

むかし


俺は採集時に使用したバケツの蓋に水を張って撮影してます。
カメラは安物のコンパクトデジカメですが、この蓋を使えばフラッシュ撮影でかなり綺麗な写真が撮れます。

撮影後はいよいよ標本作製です。

シャーレに80%クリーンコール液を張ってその中でとりあえず〆ます。
すぐ死ぬものもいますが、ヘビトンボなどは1時間くらい、ガガンボ幼虫は3時間くらい死にません。
虫が死ぬか弱ったら、スクリュー管瓶に移し、60~80%クリーンコールもしくは同濃度のエタノールを注ぎます。
コピー用紙にシャープペンで採集場所、日時、採集者名、同定後ならば種名(できれば学名も)を書いたラベルを入れて終了。

ただし
ガガンボやアブなどの幼虫を標本にする際は普通に標本にしてはいけません。
こいつらは、普通に液浸にすると縮みます。
伸びきった状態で保存することが好ましいので、液に漬ける前にビーカーなどに水と共に入れてとろ火でゆっくりと加熱し、沸騰させます。
俺は2度と料理には使わない片手鍋をもらってやってます。

標本作製は心が痛みますが、これ無しでは調査の意味は全く無いと言えます。
俺のような1高校生が、専門家相手にどこどこでなになにを捕った、などと書いても、その証拠が無い、ということになるからです。
標本があると無いとでは、情報の信ぴょう性が天と地ほど違ってくるものです。
標本さえあれば、たとえ採集者が誤同定をしていたとしても、専門家が見直せば正しく同定し直すことができますし、採集者が死んだ後でも、標本として記録を残しておくことで、情報の信ぴょう性を維持することができます。
まだまだ色々理由はありますが、とりあえずはこんなところです。

ということで、これからも調査は続けていきます。
面白いものが捕れたりしたらまた今回みたいな採集記書くかもw

最後はその日採れた虫たちの写真詰め合わせ
全部じゃないけどw

トンボ目

トンボ目


①ミルンヤンマ ②ムカシトンボ ③ヒメクロサナエ
④オニヤンマ ⑤アサヒナカワトンボ ⑥ダビドサナエ
⑦オジロサナエ ⑧クロサナエ ⑨コシボソヤンマ(イナバウア中)

カゲロウ目

カゲロウ目


①モンカゲロウ ②フタスジモンカゲロウ
③ナミヒラタカゲロウ ④オオクママダラカゲロウ
⑤トビイロカゲロウ属の一種 ⑥オオマダラカゲロウ
⑦キハダヒラタカゲロウ

全部その日に撮った写真です

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